214 スペック:フツメン/性格は地味/要領が悪い 初出2-
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・なにやら意味深な話をゆっくり続ける ・姉妹スレから来る ・今のところ仲良く付き合ってるらしい。 ・土日のどちらかで会ってドライブ行ったりする
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相手 スペック:優等生/バイ?
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・母親を早くに亡くし父親(植木職人)のみ ・214と小中と一緒で高校は別、仲はいい。 ・リストラされ離婚する、慰謝料払って貯金もない。 ・一応就職する、条件のいいところへ転職するため勉強中。
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【214の独白】
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- 1年前、都心に出てた友達がリストラされ離婚して帰ってきた。
- リストラされたこともかなり堪えてたんだと思うが、
- その時、奴を無能呼ばわりして何の協力もしてくれない嫁の態度にも
- 酷く傷つき欝状態になったらしい。
- 俺は何をやっても要領が悪くて他人に期待されたことなんて全くなかったけど
- 奴は優等生で期待を集めてたから、帰ってきた後の近所の目が辛かったんだと思う。
- 小・中学の頃はお互いの家にいりびたって泊まりあってた中だし、
- 高校は別だったけど相変わらず上手く友達が作れない俺を色々連れ回してくれたり
- 駅なんかで見かけたときに必ず声をかけてくれた。
- 俺が唯一、緊張しないで普通に接することの出来る友達が奴だった。
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- 奴は他の友達と会うのを嫌がってた。
- 口先で大変だったなとか言ってくれるけど結局、見下されてるのが分かるって。
- でも、見下されてることより、夢を見てた自分の面影みたいのに
- 追いかけられるのが一番しんどいって言ってた。
- 嫁に慰謝料払ったから貯金もないし、働かなくちゃいけないって
- 分かってるけどどうしても気力が起きないって苦しんでた。
- 殆ど家族とも会話しなくなってて、ヤバイ方向に行きかけてたから
- 俺は何とかしてやらなくちゃって本気で思った。
- 奴は早くに母親を亡くしてて家には父親しかいなかった。
- 兄弟は既に家を出てたから他に話す相手がいなかった。
- 父親は悪い人ではないんだが、実直すぎるというか融通がきかないというか、
- とにかく奴の心情ってのが理解出来ない。しようともしない。
- 男同士、特に父親と息子なんて妙にギスギスするっていうか、
- 距離をある程度おいておかないとお互い居心地悪い所ってあるだろ?
- 逃げ場がなくなり気まずい生活が続くことに嫌気がさしたのか
- 腕のいい植木職人の父親は奴をおいて遠方の仕事に出てしまった。
- 家には奴一人が残された。
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- 奴の家に会社の帰りに寄ったり、休みの日に行ったり、
- 少しでも外に興味を持ってもらおうと車の運転が下手で嫌いな俺が
- ガイドブック買って色んな所に連れてった。
- 生気のない顔を見てるのが辛くて少しでも元気になって欲しくて頑張った。
- やがて、だんだん笑うようになってハローワークなんかにも行くようになった。
- ある日、奴が熱を出して寝込んでしまった。
- 熱がなかなか下がらないので病院に連れて行き、奴の隣に布団を敷いて寝た。
- 夜中、奴が泣いてた。泣き声をあげずにうずくまったまま涙だけ流してた。
- 声をかけたら抱きついてきたのでそのまま子供の相手をするように
- 背中をさすってやったらすぐに寝息を立て始めた。
- 寝てて意識がないのに手を握ったら軽く握り返してきた。
- こっちをからかってるのかと思ったけど、本当に寝てた。
- 何度も何度も握ってみた。何度も何度も握り返してきた。
- こんな俺でも本当に必要とされてるのかもしれないと思った。
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- 熱が下がった数週間後、居酒屋で朝方まで飲んで二人で家まで歩いた。
- 一方通行の道を車が逆走してきて、危うく轢かれそうになった。
- 奴がもの凄い力で俺の腕を引っ張った。
- 車が去っても腕を放さないので「痛いんだけど」と言ったら
- 「どうしても話しておきたい事がある」と言われた。
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- 結婚するまで自分でも気づかなかったが女とずっといるとすごく疲れるので
- 嫁と暮らし続けるのが苦痛になってた。
- リストラの話が出始めて嫁ともめて精神的に滅入ってるときに親身に話を聞いてくれた同僚♂と
- 関係を持ってしまい、やっと自分が同性愛者だと気づいた。
- 本気で好きになってしまったので、出来れば自分と付き合ってもらえないだろうか。
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- 好かれたのは嬉しかったが、付き合うとなれば当然やるんだろうし、
- その場合、男に欲情出来るのか?!
- 振った場合、友達ですらいられなくなるのか??
- とか色々考え出したら頭の中が白くなって。
- 「即答出来ないから時間をくれ」ってその場は答えた。
- その後は普通に接してくれたからこっちも気まずい思いしないで
- 済んだんだけど、気持の片隅に決めなくちゃいけないんだよなって
- 思いがいつもあった。
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- 自分なりに必死で考えた。本音を伝えたほうがいいと思ったから
- 「付き合いたいとは思うが、やれるかが自分でも分かんない」って返事した。
- 中途半端な答えで逆に嫌な思いさせるかなと思ったんだけど
- 「別に無理しなくていいよ。やるより一緒にいる方が大事だから」って言われた。
- それで何とかなりそうだなと思った。
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- しばらくして中学の同窓会に行った。
- 昔、好きだった副委員長がバツイチになってた。
- 彼女がやけに話しかけてくるから俺は期待しないようにしようと思いつつ
- どっかで浮き足立ってた。でも、すぐに目的が分かった。
- 彼女は俺じゃなくて奴に興味を持ってて色々、俺から聞き出したいだけだったんだ。
- 話の流れで3人で遊ぶ事になった。
- 海に行ったんだけど、二人は凄くいい感じで俺は完全に浮いてた。
- バツイチ同士にしか分かり合えない話をしてたみたいだが、
- 奴もまんざらではなさそうだったし、男とやったって言ったって
- 女ともやれるんだから、俺なんかよりそっちと付き合えばいいじゃんって思った。
- お前ら付き合えば?って笑いながら言って一人で先に帰った。
- 後で奴から連絡が来てどうしても会いたいと言われたが、会いたくないって答えた。
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- 一人で飲んでた。
- 夜中に再度、電話がかかってきて今、家の前にいるから絶対、出てきてくれというので
- 俺も話したいことあったから行った。
- 色々、言いたいことあったんだけど
- 先に奴が「俺の事、本当はどう思ってる?」って聞いてきて
- 「よくわかんね」って答えたら、そのまま顔が近づいてきてキスされた。
- 嫌な感じじゃなかったから俺からもキス仕返した。
- 頭、手で押さえつけられて舌を奥まで突っ込まれた時は少しあせった。
- 奴は手をだすのをずっと我慢してて、本当は同情されてるだけで
- 好かれてないのではと思ってたらしい。
- 奴の家に行って続きをしたんだが、服脱がされながら
- 突っ込むのは痛そうだから嫌だって言ったら
- 嫌ならしないし、自分もあんまり好きじゃないからしないと言った。
- 何度も抜かれた。正直、気持ちよかった。
- ケツの穴とチンコ同時に弄られた時には思わず声が出ちまった。
- なんつーの、文字通り皺の一本一本まで丹念にって感じでさ。
- 汚ねーとか思わないのかなとかこっちが気にしてると
- 逆に執拗に舐めてくれたりしてちょっと感動した。
- 俺だけってのも悪いから一応挑戦してみたんだが
- スキル不足で全然駄目。
- ネクタイ縛るとき自分のは簡単に出来るけど、他人にやってやるって
- 難しいじゃん。あんな感じ。分かりづらいたとえで悪いが。
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- ケツ処女のまま、今のところ仲良く付き合ってる。
- 最終的には男かってよりどんな奴と付き合うかってことだと思う。
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